
2026/4/24
就労継続支援B型事業所での日々の作業。皆さんは「もっと効率よく進めよう」と考えたことはありますか?「効率を上げる」と聞くと、もしかしたら「楽をしている」「手を抜いている」と感じて、少し後ろめたさを覚えてしまう方がいるかもしれません。
しかし、断言します。「効率化」と「手抜き」は、まったくの別物です。
今回は、仕事に慣れてきた今だからこそ振り返りたい、この2つの違いについてお話しします。
私自身、2月に支援員として入職して3ヶ月あまりが過ぎようとしています。最初は目の前の作業を覚えるだけで精一杯でしたが、最近ようやく全体の流れが見えるようになり、少しずつ心に余裕も生まれてきました。
実は、この「慣れてきた時期」こそが、最も注意が必要なタイミングです。 仕事の流れがわかると、無意識に「ここは省いても大丈夫だろう」「昨日もできたから確認しなくていいや」という油断が生まれやすくなります。これが「手抜き」の入り口です。
「手抜き」とは、本来やるべき工程を勝手に省いたり、必要な確認を怠ったりすることです。
「これくらいでいいだろう」と検品を適当にする
決められた手順を守らず、雑に仕上げる
こうした行動は、一見すると早く終わって楽をしたように見えます。しかし、その代償として「周囲からの信頼」を失うだけでなく、「自分を成長させるチャンス」を自ら捨ててしまっているのです。 手を抜く癖がつくと、丁寧な仕事に必要な集中力や観察力、そしてやり遂げる力が育ちません。結果として、自分自身のスキルアップを止めてしまうことにつながります。
一方で、余裕が出てきたからこそできるのが「効率化」です。これは「仕事の質を保ちながら、無駄な負担を減らす工夫」のことです。
道具の配置を変えて、無駄な動きをなくす
作業の順番を入れ替えて、スムーズに進むようにする
これらは、決して「サボり」ではありません。「どうすればもっと楽に、かつ綺麗に仕上がるか」と試行錯誤することは、思考力を鍛え、新しい発見を生みます。 その考える過程そのものが、あなたの仕事の力を伸ばし、成長につながっているのです。
私たちの事業所では、単に「速くやる」ことだけを目指しているわけではありません。利用者様一人ひとりが、自分に合った「やりやすい方法」を見つけることを大切にしています。
「もっと工夫できないかな?」と考えるのは、仕事への責任感と向上心があるからこそ生まれる、素晴らしい姿勢です。 入職3ヶ月目の私も、皆さんと一緒に「慣れ」を「手抜き」にするのではなく、「より良い工夫(効率化)」に変えていきたいと思っています。

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