
2025/10/23
こんにちは、リハスワークで在宅ワークをしているたくあんと申します。
今回は、私自身の経験を通して「肢体障害者への合理的配慮」についてお話ししたいと思います。
私は脊髄損傷により下半身が完全麻痺しており、車椅子を使って生活しています。自走式の車椅子で移動はできますが、段差や急な坂道は一人では越えられません。もし前につんのめってしまったら、自力で車椅子に戻ることもできません。
怪我をしてからというもの、一人で外出したことはありません。それでも「外に出て働きたい」という気持ちは、ずっと心の中にあります。
多くの肢体不自由の方が、痛みやしびれと日々向き合っています。私も両鼠径部に24時間続くしびれと痛みがあり、神経性疼痛に効くとされる薬を服用していますが、症状はなかなか改善しません。
そのため、長時間車椅子に座って作業することが難しく、体力的にも精神的にも負担が大きいのが現実です。
肢体不自由は外見からも分かりやすいため、周囲の人が気を遣ってくれることも多いです。ただ、過度な気遣いに戸惑ったり、「本当にしてほしいこと」を言い出せなかったりすることもあります。
また、出勤時間の調整や車椅子の動線確保など、職場全体の環境整備が必要になるため、「周囲に迷惑をかけているのでは」と引け目を感じることもあります。
「合理的配慮」とは、障がいのある人が障がいのない人と平等に人権を享受できるようにするための、個別の調整や変更のことです。
作業台や机の高さ・配置の調整
スロープやエレベーターの設置
車通勤のための駐車場の確保
業務時間の調整や休憩スペースの設置
特に通勤に関する配慮はとても重要です。自宅から駅、電車、駅から会社までの道のりには、転倒のリスクや不安がつきまといます。
そのため、時差通勤やフレックスタイム制、車通勤の許可など、柔軟な対応をしてくれる企業も増えています。
私は車の運転ができないため、通勤は難しく、在宅でできる仕事を探すためにハローワークを訪れました。
障がい者雇用の求人を探してもらいましたが、数が少なく、ほとんどがフルタイム勤務。パート希望の私には条件が合いませんでした。
さらに、在宅勤務の障がい者雇用は全国から応募があるため、倍率が非常に高いとのこと。
「3人の募集に対して100人以上の応募がある」と職員の方が話していて、正直ショックでした。
現実は厳しい。でも、「働きたい」という気持ちは消えません。
合理的配慮が当たり前になる社会、誰もが安心して働ける環境が広がっていくことを願っています。
私自身も、在宅ワークという形で一歩を踏み出しました。これからも、自分にできることを少しずつ積み重ねていきたいと思います。
💬 あなたの職場では、どんな配慮がされていますか?
もしよければ、コメントで教えてくださいね。
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