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埼玉県ジョブサポーターオンライン研修を受講しました!

2026/9/4

皆さまこんにちは。
今月から支援員2年目に突入した新井です。

先日、「令和8年度埼玉県ジョブサポーターオンライン研修 ベーシック講習」を受講させていただいたので、今日はその講習レポートについて書きたいと思います!

オンライン研修では、午前・午後を通して、障がいのある方の就労支援に関わる6つの講義を受講。

普段からご利用者様の「働く」を支援している私たちですが、改めてさまざまな視点から就労支援について学ぶことで、日々の支援を振り返る貴重な機会となりました。
今回は、その中でも特に印象に残った内容をご紹介します。



① 職業リハビリテーションに関する基礎理解
まずは、職業リハビリテーションについての基礎から学びました。
障がいのある方が「働く」ことを支援するためには、職業訓練だけを行えばよいというわけではありません。
医療的な支援、社会的な支援、教育的な支援、そして職業訓練など、さまざまな分野が連携し合うことで、一人ひとりの職業リハビリテーションが成り立っていくことを学びました。
リハスワークの中だけで完結するものではないからこそ、相談員さんや、リハビリを担当してくださっている専門職の方、ケアマネさん等、日々行っている連携活動の大切さを実感しました。

また、「働くこと」が収入を得ることだけではなく、自己肯定感や人生の満足度にもつながるというお話も印象に残りました。
私たちが日々行っている就労支援が、ご利用者様の生活や人生そのものにもつながっていることを改めて感じました。


② 就労支援の制度に関する理解
厚生労働省埼玉労働局の方からは、就労支援に関するさまざまな制度について学びました。
また、現在の埼玉県における障がい者雇用の状況についてもお話しいただきました。
制度や雇用状況を知ることは、支援を行う上での大切な土台になります。
日々の支援だけではなく、社会全体の動きにも目を向けながら、ご利用者様の「働きたい」という思いを支えていく必要があると感じました。



③ 社会福祉制度に関する理解
今回、個人的に特に考えさせられたのが「社会福祉制度」についての講義でした。
貧困や格差は、本人の努力不足や性格だけでは説明できない、だからこそ、社会的に不利な立場にある方にも配慮した制度や、公正な機会を保障する仕組みが必要であることを学びました。

そして、支援する際には「その人自身の能力」だけを見るのではなく、
・住まい
・健康
・生活状況
・お金
・家族や周囲との関係
など、その方を取り巻く生活全体に目を向けることが大切だというお話もありました。

これは、私たちが普段ご利用者様と関わる中でも、とても大切な視点だと感じます。

社会福祉制度を正しく理解し、必要な制度を適切に活用することは、その方が「働く」ことを支えることにもつながります。
「就労支援」と「生活支援」は別々のものではなく、つながっているのだということを改めて考える機会になりました。



④ 就労支援プロセスの基礎理解
こちらの講義では、明日からの支援にも活かせる実践的な内容を学びました。
カウンセリングの基本的な方法や、施設内・施設外などさまざまな環境で、その方の特性、意欲、作業能力、職業準備性などを評価・分析することの重要性。
こうしたアセスメントを丁寧に行うことが、就職後のミスマッチを防ぐことにもつながります。
リハスワークふじみ野でも、就労準備性ピラミッドのチェック表を使って、就職希望のあるご利用者様に自己評価していただき、強みと弱みの把握に役立てています。

また、職場見学の際にどのようなところを見るとよいのかなど、実際の就労支援をイメージしながら学ぶことができました。

「就職すること」だけをゴールにするのではなく、その方がその職場で長く働き続けられるかという視点を持つことの大切さを、改めて感じました。



⑤ 企業文化の基礎理解
福祉関係者が企業と関わる際に、知っておきたいポイントについても学びました。
例えば、企業へ電話をかける際の時間帯や、面接に同行する際の服装など。

一見すると細かなことのようですが、企業から見れば「支援員の関わり方」も、その方を知るための一つの情報になります。

実際に、障がい特性や能力などの評価が同程度の方がいた場合、支援員がどのように関わっているかを見て、採用・不採用を判断することもあるというお話もありました。
今週、正にご利用者様の面接に同行させていただき、支援員も見られているという意識で挑んで参りました!

また、企業側が知りたいのは、単に「どのような障がいがあるか」だけではありません。
その方の障がい特性や、どのような配慮があれば力を発揮できるのか。
そうした情報を、企業に分かりやすく伝えていくことも、私たち支援者の大切な役割なのだと学びました。

元大手企業で障がい者雇用に携わっていた講師の方から、企業側のリアルな視点を伺えたことは、とても貴重な経験でした。


⑥ 企業における障がい者雇用の実践例
最後は、実際に障がい者雇用に取り組んでいる企業の実践例についてのお話でした。
今回お話しいただいたのは、プラスチック製品の製造・販売を行っている、「もにす認定」を受けた企業です。
「もにす認定」とは、障がい者雇用に積極的に取り組み、雇用管理や職場環境の改善などについて、優良な中小事業主として厚生労働大臣から認定を受ける制度です。

そこでのお話で特に印象に残ったのが、
「一人目の方にうまくいった方法が、二人目の方にも同じように通用するとは限らない」
ということでした。
障がい者雇用を進める中で、最初からすべてがうまくいったわけではありません。
トライ&エラーを繰り返しながら、その方と向き合い、理解を深め、少しずつ環境を整えていく。
そして、次の方を雇用するときには、またその方に合った方法を考えていく。
そんな企業のリアルな取り組みを知ることができました。

これは、私たちの支援にも通じるところがあります。
「障がいがあるから、この方法が合う」と一括りにするのではなく、同じ障がい名であっても、一人ひとり得意なことや苦手なこと、働きやすい環境は違います。
だからこそ、その方をよく知り、試してみて、振り返り、また調整する。
その積み重ねが、その人らしい「働く」につながっていくのだと思います。

修了証書の画像

修了証書をいただきました。

学んだことを、日々の支援へ


今回の研修では、制度や職業リハビリテーションの基礎から、企業との関わり方、実際の障がい者雇用の現場まで、幅広く学ぶことができました。
普段の業務の中で何気なく行っているアセスメントや企業とのやり取りについても、「なぜそれが大切なのか」を改めて考える機会になりました。

そして何より、「働く」ということを、その人の人生や生活全体の中で考えること。
その大切さを改めて感じた1日でした。

今回学んだことを、これからのご利用者様への支援に少しずつ活かしながら、一人ひとりに合った「働く」を一緒に考えていきたいと思います。

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埼玉県の就労継続支援B型事業所リハスワークふじみ野 。事業所内で多岐に渡るお仕事を提供。

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