
2026/7/30
当事業所では、毎日交代で「お当番」のお仕事をお願いしています。
●日直・・・朝礼・終礼の司会や、休憩・作業開始時の号令
●盛り付け係・・・ご飯をよそったり、お水を用意したりします
●洗い物係・・・食器を洗う人と、拭いて元の場所にしまう人に分かれ、ご利用者様同士で相談して担当を決めます
●トイレ掃除・・・手袋を着用し、マニュアルに沿って掃除を行い、最後は手指消毒までしっかり行います
●床掃除・・・掃除機をかけて施設をきれいにします
時間になると、それぞれの利用者様が自然と席を立ち、自分のお当番へ向かいます。
お当番はご利用者様の人数によって、順番が早く回ってきて月に担当する回数が変わることがあります。
以前は、「日直は月に1回だと思っていたのに、どうして今月は2回なのですか?」と戸惑われる方もいらっしゃいました。
予定や決まっていることに変更があると、戸惑うこともあり、回数の変化そのものが負担となってしまうこともありました。
その際はスタッフが理由を説明し、時間をかけて一緒に確認しながら関わる中で、少しずつ「変化があること」そのものを受け入れられるようになっていきました。
そして最近では、「今月は日直を2回もやりました!」と、その出来事を日誌へ書いてくださるようになりました。
これまで難しかった“変わること”を、そのまま受け止め、自分の役割として言葉にできている。その事実に気づいた瞬間、「はっ!」と、小さな感動が胸に広がりました。
そして、その意味を改めて考えるほど、その感動は少しずつ大きなものへと変わっていきました。
これは本当に大きな一歩です。
毎日のお当番は、一見すると何気ない日常の一コマかもしれません。
けれど、その何気ない積み重ねの中で、「状況の変化を受け入れる力」や「自分の役割を果たす力」が、確かに少しずつ育まれています。
日々の活動は、決して同じことの繰り返しではありません。
一人ひとりが自分のペースで着実に成長し、小さな実を一つずつ結んでいる――。
そんなご利用者様の姿に、私たちはいつも大きな喜びと温かな気持ちをいただいています。
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