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長月と中秋の名月

長月と中秋の名月

2026/9/22

こんにちは。リハスワーク市川国府台です。
今回は、旧暦の9月である長月と中秋の名月について、調べてみました。
個人的に調べた結果なので間違いがあった場合はご指摘いただけるとありがたいです。
そもそも、旧暦とは一体何でしょう。
現在私たちが使っている暦(こよみ)は太陽の動きを利用した「太陽暦(グレゴリオ暦)」です。日本で太陽暦が採用されたのは1872年(明治5年)で「新暦」といいます。
それ以前の日本では月の満ち欠けを利用した暦「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」である「旧暦」を利用していました。
太陰太陽暦は月の満ち欠けを基準としていますが、季節とズレが無いように太陽の動きも考慮した暦の事です。
日本では飛鳥時代に朝鮮半島の百済を通じて伝わった中国式の「元嘉暦(げんかれき)」が導入されました。
その後、平安時代862年に中国式の「宣明暦(せんみょうれき)」がおよそ800年使用されていました。
江戸時代に入り1685年(貞享2年)に日本独自の太陰太陽暦である「貞享暦(じょうきょうれき)」へ改暦され、何度かの改暦を経て「天保暦(てんぽうれき)」を最後に現在の太陽暦に改暦され日本での太陰太陽暦はその歴史に幕を閉じました。
旧暦は太陽の動きも考慮に入れた暦ですが基本は新月から次の新月までの期間を一ヶ月としており、平均29.5日、一年354日でした。
そのため、太陽暦で計算すると3年で約一ヶ月季節がずれてしまうので、現在の2月29日の様に約三年に一度、「閏月(うるうづき)」を設け一年間を十三ヶ月にすることで、太陽の動きに合うように調整していました。
 
さて、9月は旧暦で「長月(ながつき)」の別名だったので現在も新暦の9月を長月と呼ぶことがあります。
ただし、旧暦の9月を新暦に換算すると一ヶ月ほどズレて9月下旬から11月上旬ころになります。
長月の由来として広く伝わるのが、「夜長月」が縮まったという説です。秋は夏至を過ぎて日が短くなり、夜の長さが目立つ季節です。旧暦9月は秋も深まるころなので、「夜の長い月」という説明は季節感に合います。
国立国会図書館も、長月の代表的な由来として夜長月を挙げています。一方で、語が生まれた瞬間を示す史料はなく、夜長月説が証明されたという意味ではありません。
ほかにも、稲が熟す「稲熟月(いなあがりづき)」、稲を刈る「稲刈月」、穂が長く育つ「穂長月」から変化したという説があります。いずれも秋の農作業と結びつく説明ですが、唯一の語源として確定してはいません。
 
長月と結びつく行事の一つが、9月9日の重陽の節句です。中国から伝わった行事で、菊を飾ったり菊酒を飲んだりして長寿と無病息災を願いました。国立国会図書館によると、江戸時代には幕府でも盛大に行われ、庶民の間では菊の出来を競う文化も広がりました。
 
一方、中秋の名月は旧暦8月15日の月です。現在の暦では9月から10月になるため、現代の9月行事として紹介されがちですが、和風月名でいえば葉月の行事になります。
中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜に見られる月のことを指します。
さらに言葉を分解していくと、「中秋(ちゅうしゅう)」が、旧暦の8月15日を指しています。
 
旧暦では7月から9月が秋になるため、旧暦の8月15日とはつまり、ちょうど秋のど真ん中、「中秋」ということです。
春 1月2月3月
夏 4月5月6月
秋 7月8月9月
冬 10月11月12月
秋の真ん中の月である旧暦の8月を中秋と言います。
旧暦の8月15日の月は一年で特に美しく見えるため「中秋の名月」と呼ばれています。
近年では、中秋の名月は「十五夜(じゅうごや)」という別名でも呼ばれることがあります。十五夜は、旧暦の毎月15日の夜を指すため、厳密にいえば「中秋の名月」と「十五夜」は異なる意味を持つ言葉です。しかし、現在では、十五夜といえば中秋の名月を指すようにも使われており、美しい月を眺めながら、秋の収穫に感謝する意味合いも含まれています。
今年の中秋の名月は9月25日(金)で、満月は2日後の9月27日(日)です。旧暦と月の満ち欠けの周期は一致していないため、中秋の名月の日が必ず満月になるとは限りません。

お月見をしているイラスト

中秋の名月のお供えといえば、月見団子です。関東では、月に見立てた丸いお団子が主流です。米を丸めたその形は、満月を表しており、お月見とセットとして捉えている方も多いと思います。
月見団子には、農作物の収穫への感謝や、次の年の豊作を祈るという意味が込められています。
なお、関西地方では、里芋を模した団子を作り、餡でくるむといった作り方もあるようです。また、名古屋では白・茶・ピンクの3色のしずく型の月見団子があるなど、地域によって特色が異なるので、色々な形の月見団子を探してみるのも良いです。
ススキには邪気を払う力があると考えられており、中秋の名月のススキには、災いなどから収穫物を守り、次の年の豊作を願うという意味も込められています。
 
ぜひ、「中秋の名月」には、家族や親しい友人、恋人などと月を愛でながら、夏の疲れや日ごろの疲れを癒してみるのもいいかもしれません。
 
当事業所にご興味をお持ちになられましたら、ぜひご連絡をいただきますようお願いいたします。
 
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