
春頃からかな~
偶々?偶然?奇跡的?なご縁がありまして、松山城総合事務所より、松山城の御城印を「媛ひのき」で作るお話をいただきました。
それはもちろん、リハスワーク松山が製作している「媛ひのきハガキ」&「媛ひのきシオリ」を評価いただいてのことだろうと思います。
さらに!
「松山城 二之丸史跡庭園には御城印がないんですよ」
そんなお話もいただき、こちらも媛ひのきで作らせていただくことに!!
これまで、愛媛の文化や魅力を媛ひのきに載せてきましたが、今回はある意味で究極の地域文化のお仕事をさせていただけることになりました。
何より嬉しいのは、ご利用者様たちが積み重ねてきた仕事が、こうして評価されていること。
これは本当に嬉しい出来事でした。
ちなみに、松山城では以前から公式の御城印として、紙製のものが販売されています。

今回は、その公式製品と同じ扱いで販売していただけることになっています。準オフィシャル的な取り扱いです。
となれば!!
デザインから全国でもトップレベルのものにしたい!
そう思いまして、今回は贅沢にも「両A面仕様」にしております。片面には、オーソドックスな城名と家紋のデザイン。もう片面には、お城の姿と城名&家紋を組み合わせたデザイン。どちらが表でもいい。どちらを飾っても楽しめる。そんな御城印を目指しました。
片面は「松山城を象徴的に表現する」そして、もう片面は「松山城の姿を伝える」そう考えました。

(媛ひのき無垢材を使用してフルハンドメイドしています)
松山城は加藤家の家紋に蛇の目だけではなく、下り藤も入れているところがポイントです。
また、建物だけを描くのではなく、石垣の高さや重なりを含めて、松山城全体の雄大さを表現しております。

(松山城ロープウェイ乗り場1Fの売り場・月末頃からオフィシャルと共に2Fへ移動予定)
そして、二之丸史跡庭園!
実は、松山城 二之丸史跡庭園には「恋人の聖地」という、もう一つの顔があります ♪ そこで、片面は二之丸史跡庭園の歴史や風景を強調したものに。もう片面は、恋人の聖地としての魅力を強調したデザインに仕上げました。
松山城の麓にある二之丸史跡庭園は、古い絵図や発掘調査に基づき、松山藩主の邸宅跡を復元した庭園です。その美しい風景から、結婚式の前撮りスポットとしても人気があり、毎年多くのカップルが訪れています。また、庭園整備前の発掘調査では、男女の名前が刻まれたロシアの硬貨が発見されたという、何ともロマンチックなエピソードも。国境を越えた愛の物語として知られる「誓いのコイン」。
歴史だけではなく、そんなロマンスにも思いを馳せられる場所なのです。

(時の経過で魅力を増す無垢材・二人の記念にピッタリ)

(二の丸史跡庭園の売り場・この後で見本と販促資料をお渡し完了)
媛ひのきにデザインを載せることで、紙では味わえない木の質感や、愛媛の木ならではの香りが加わります。
木目は一枚一枚違います。同じデザインでも、まったく同じものは二つとありません。なかなか素晴らしいものが出来たと自負しております。
しかし!!
さらに、さらにです!
笑
実は、これだけでは終わらなかったんですよ。製作を進めている途中、またまた特別なご縁をいただきまして。
なんと!!
松山市としても、これまで費用をかけて処分していた木材が、地域のためになる製品に生まれ変わるのであれば。そんな思いもあったのではないでしょうか。
まず使わせていただいたのは、城山の麓(二の丸辺りらしいです)で長い年月を過ごし、松山城を支えてきた「ヒマラヤスギ」の巨木。

松山城のある城山で育った木を使い、松山城の御城印を作る。これは、なかなか面白いじゃないか!!そう思ったのですが。。
実は、これが簡単な話ではなかったんです。笑
管理され、丁寧に育てられた媛ひのきは、木目も美しく、木肌も滑らかです。

媛ひのき
しかし、自然の中で育った城山の木は、そう簡単にはいきません。とにかく節が多い!!御城印として使える部分が少なく、製材しても大部分が使えないのです。
何とか使える部分を切り出してみたものの、その木肌は何とも野性味あふれるものでして。。

(城山の木・現物の方がもっと個性強いです)
いや~、個性が強い。笑
正直なところ、その強すぎる個性に少々たじろぎました。
でもね~
僕たちは、日頃から多様な個性を活かす仕事をしているわけです。
木の個性が強いから使えない。
それでは、何だか面白くない。
この木にしかない魅力が、きっとあるはず!!
そう考えながら、何とか形にしてみました。

(上が媛ひのきで下が城山の木)
どうでしょう!!
上が媛ひのきで、下が城山の木です。媛ひのきの上品で美しい木目も素晴らしい。でも、城山の木の荒々しい木肌も、これまた素晴らしい!!
節や木目の一つひとつに、長い年月を生き抜いてきた力強さを感じます。そして何より、松山城の城山で長年育ってきた木です。そう思うと、その木肌から歴史の重みすら感じられるではありませんか!!
全国に誇れる御城印が出来上がったと思っています!
この城山のヒマラヤスギですが、もちろん材料は無限にあるわけではありません。しかも、節が多くて加工が難しい。製材にも、御城印として仕上げるにも、大変な手間暇がかかります。実際、この木をきれいに切り出せる精鋭のご利用者様は限られています。誰でも簡単に作れるものではないんです。
ですから、製造できるのは毎月数十枚から百枚程度になると思います。
そして、材料が尽きれば、それで終わり。
本当の意味での限定品です。
あ、、、
ただし!!
ヒマラヤスギがなくなると、次には、この前の強風で倒れたクロマツの巨木(お堀の辺りらしいです)が待っておりますけどね!笑

(城山で木が倒れたとニュースにもでましたね 笑)
こちらも確保しております。どんな木肌で、どんな表情を見せてくれるのか。また違った個性を持つ御城印に生まれ変わるのだと思います。それも楽しみです♪
ちなみに、クロマツも御城印に使える部分はごく一部になるでしょう。
では、残りの木材はどうするのか?
御城印に使えない部分も、ハガキスタンドや木のチップの詰め合わせなどに生まれ変わる予定です。せっかく長い年月をかけて育った木です。できる限り、無駄なく活かしたい。そんな思いで取り組んでおります。
今回の仕事を振り返ってみると、何とも感慨深いものがあります。ご利用者様たちが、日々の仕事の中で技術を磨き、丁寧に作り続けてきた媛ひのき製品。その仕事が評価され、松山城の御城印を任せていただけることになった。そして、さらにご縁がつながり、今度は城山の木そのものを使わせていただけることになった。
福祉の事業所だから仕事をいただいたのではなく、僕たちが作ってきたものを評価していただいた。そこが、何より嬉しいんです。そして、その仕事を担っているのはご利用者様たちです。地域の文化を形にし、観光に訪れる方々の思い出になるものを作る。それって、なかなか素敵な仕事だと思いませんか?
その木を、地域のご利用者様たちが一枚一枚仕上げている。そんな物語まで詰まった御城印です。これ以上の登城記念があるだろうか。

(城山の木の面構え最高!)
▼松山城のホームページでも紹介されました
https://www.matsuyamajo.jp/event/3-5.html
ちなみに、初日の販売状況を連絡いただきました。単純計算すると月に1,000枚を軽く超えます♪ 製造が追いつきません。人手不足です 笑
しかも、これに絡んで追加のお話をいくつかいただいております ♪
余談:これからの就労継続支援B型事業所は、生産活動で稼ぐ!ということが強く求められるでしょう。出来なければ淘汰されると思います。
しかし、稼ぐにしても、、稼ぎ方ってあるよね!
そう考えると、リハスワーク松山は、就労継続支援B型事業所として理想的な稼ぎ方が出来ていると思っております。^^v
就労継続支援B型事業所
リハスワーク松山
仙波久武
~~リハスワーク松山からのお知らせ~~
●見学・体験は随時受け付けております。
お気軽に連絡してくださいね♪
松山市はもちろんですが、東温市・伊予郡にも送迎可能地域多いですよ!
●事業所製品のお取り扱い店を募集しております。
クラフトビール・媛ヒノキのハガキやシオリ、チップ詰め合わせ等々
お気軽にお問合せください。(原則として買い取り)
●施設外就労でのお仕事先を募集しております。
月曜日・火曜日の10:30~14:30で、ご利用者様4~6名+スタッフ1名でお伺いいたします。(水~金は既に予定が埋まっており要相談)
働きぶりを見て、雇用(障がい者雇用枠など)を検討いただける場合はサポートいたします。
仕事内容・諸条件など、お気軽にご相談ください。
リハスワーク松山
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愛媛県松山市立花3丁目11-15 201号
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